Vine Linux 6CR について

Vine Linux 6CR 製品版は、Vine Linux 6 をベースに商用フォントや商用アプリケーション、 追加アプリケーション、インストールサポートなどを含めた、商用ディストリビューションです。 DVD ISO イメージのダウンロードによる販売で提供されます。

ご購入方法

Vine Linux 6CR は DVD ISO イメージのダウンロード販売により提供され、下記でお取り扱いしています。 (2011年8月10日から販売予定)

現在、販売委託先の変更に伴う準備・調整のため Vine Linux 6CR の販売を一時中断しています。 新しい販売サイトが準備され次第アナウンスいたしますので、ご迷惑をお掛けしますがしばらくお待ちください。。

ヴァインカーブでは大学・官公庁への掛売などを含めて個別対応で販売しております。 有償でDVD-Rメディアでの納品なども承りますので、お気軽にお問い合せください。

特徴

開発のポイント

Vine Linux 6CR は以下の点に重点をおいて開発されました。

  • 収録ソフトウエアの刷新
  • 日本語入力システムの刷新
  • 対応アーキテクチャの変更と最適化
  • 軽量・高速
  • 安定性の向上
  • ルックアンドフィールの改善
  • 商用フォント、オフィススイートなどの収録

システム要件

i686 (32bit) バージョン

CPU
i686 の命令セットを持つCPU
(VIA C3 を除く Pentium III 以降を推奨)
GNOME デスクトップを利用する場合は 1GHz 以上が目安となります。
メモリ
512MB (1GB以上を推奨)
HDD
最小構成で1GB程度
フルインストールで6GB以上

x86_64 (64bit) バージョン

CPU
64bit 対応の AMD64 または Intel64 アーキテクチャのCPU
(Athlon64,Phenom,Opteron,Core2,Core i7,i5,i3など)
メモリ
512MB (1GB以上推奨)
HDD
最小構成で1GB程度
フルインストールで6GB以上

Vine Linux 6CR の特徴

Vine Linux 6CR は以下のような特徴を備えています。

日本語入力システムの刷新

  • 日本語入力フレームワークとして ibus を採用しました。
  • 日本語入力エンジンとして Google 日本語入力のオープンソース版である Mozc を採用しました。
    ibus-mozc

対応アーキテクチャの変更

  • 対象 CPU を i686 (Pentium Proクラス) 以上とし、全パッケージの最適化を変更しました。

軽量・高速

  • 起動時のメモリ消費量を軽減、起動時間を短縮

安定性の向上

  • ハードウエア対応の強化
  • ハイバネーションの安定化
    • TuxOnIce 3.2 によるシステム休止の高速・安定化

各種自動設定

  • udev によるハードウエア自動設定
  • X.org X11 server 1.10 による X の自動設定

ルック & フィールの改善

  • アイコンテーマの改良
    • Elementary ベースのアイコンテーマに変更しました
    • 標準のメーラー sylpheed のアイコンを Vine Linux アイコンテーマに合わせて変更しました。
      sylpheed-new-icons
  • GNOMEデスクトップ
    • ウィンドウマネージャ metacity のコンポジット(合成)マネージャを有効にしました。
    • ウィンドウの影や半透過ウィンドウ等が表示されるようになります。
  • GNOME デスクトップの下部パネルを廃止し、上部パネルに統合しました。
  • フォント
    • 商用フォントとして、13書体を収録
      • TrueType フォント リコー社製 8 書体を採用
        LXゴシック,LXゴシックE,LX創英角ゴシックUB,LX明朝,LX丸ゴシック,LX丸ゴシックB, LX創英角ポップ,LX正楷書体
      • TrueType フォント ダイナフォント5 書体を採用
        DF中太丸ゴシック体,DF極太明朝体,DFまるもじRDW7,DFPOPステンシルW7,DFフリー流葉
    • UI用ゴシック体として VL ゴシックの大幅改良
      (M+ フォント 3000 文字 + VL フォント 2000 文字が新デザイン)。
    • OSS な明朝ゴシックとして IPA ゴシック・明朝も収録

Adobe 社製ソフトウエアの収録

  • Adobe Reader 9.4 を収録
  • Adobe Flash Player 10.3 を収録

オフィススイートの収録

  • LibreOffice 3.4 の収録

新機能

Vine Linux 用 RPM パッケージの開発支援ツールを提供します(VinePlus)。

開発支援ツール

  • vbootstrap
    • Vine Linux の最小構成ツリーを作成するブートストラップツール。
  • vbuilder
    • vbootstrap を利用して chroot 環境を構築し、その中でパッケージを構築できるようにするツール。

パッケージ管理ツール・機構

  • アップデートマネージャ - update-watch
    • GNOME 利用時に通知スペースにパッケージ更新情報を表示します。
  • おすすめパッケージの簡易インストール - vine-app-install
    • デスクトップ向けのおすすめアプリケーションを簡単に追加・削除できるようになります。
  • 自動パッケージ生成 - self-build
    • self-build システムにより配布に制限のあるパッケージなどをインストール時に自動的にビルドしてインストールされます。
  • 商用パッケージの自動取得インストール - install-assist
    • Adobe FlashPlayer や Reader など商用パッケージを自動的に取得し、パッケージとしてインストールされます。
  • 動的なカーネルモジュール生成 - dkms
    • Dynamic Kernel Module Support により自動的にカーネルモジュールが生成されます。
  • パッケージ管理ツール
    • rpm + apt を基本としたパッケージ管理を行っています。
    • グラフィカルなインタフェースとして synaptic を提供しています。

Vine Linux 5 からの変更点

仕様上の変更点

  • セキュリティに関する変更
    • インストーラで作成した一般ユーザアカウントが標準で sudo できるようになりました。
      • インストーラで作成した一般ユーザアカウントは wheel グループ(管理者グループ)に所属するようになりました。
      • wheel グループには標準で sudo 権限が付与されます。
  • デフォルトファイルシステムの変更
    • インストーラで作成される標準のファイルシステムが ext3 から ext4 へ変更されました。
  • X の自動設定
    • X においてポインターデバイス、キーボードデバイスは udev による自動設定がされるようになりました。そのまま xorg.conf に記述しても反映されません。
    • ほとんどの場合 xorg.conf を削除しても自動認識で動作するようになりました。
  • 起動時のコンソールの隠蔽
    • bootsplash から plymouth に変更になりました。

収録ソフトウエアの刷新

  • コアコンポーネント
    • Kernel-2.6.35.13
    • glibc-2.11.1, gcc-4.4.5
    • X.org X11R7.6+
    • rpm-4.8.1
    • upstart-1.2
  • GNOME2
    • 安定の GNOME-2.32.1 を採用
  • ブラウザ
    • 最新の Fx 5.0 (Firefox 5.0 ソースコードベース) を採用
  • メール
    • 引き続き Sylpheed (3.1.1) を採用
  • TeX (texlive)
    • ptexlive-20100711 を元にした日本語 TeX 環境の提供
  • Emacs
    • Emacs23 を標準とし、各種設定のシステム標準化
  • 軽量プログラミング言語
    • perl-5.12.3
    • python-2.6.6
    • ruby-1.8.7.334
  • サーバアプリケーション
    • apache2-2.2.19
    • bind-9.6.ESV.R4.P3
    • cups-1.4.6
    • postfix-2.8.3
    • proftpd-1.3.3e
    • samba-3.5.8